・CALAVERA / カラベラ(SKULL)
(メキシコでのアートや民芸品で作られた頭蓋骨の呼び方)
メキシコには死者の日という、日本のお盆の様な日があります。
お墓をマリーゴールドの花でにぎやかに飾り付け、この季節に
我が故郷へ帰って来る大好きな死者(先祖の霊)を喜ばせるた
めに、街ではパレードや仮装行列が盛大に行われます。
DIA DE MUERTOS / DAY OF THE DEAD/ガイコツ祭、死者祭
とも言われます。
メキシコでは、死は消えてなくなるものではなく、生へと繋ぐもの、
再生を意味し、いつか必ず訪れる死を、笑顔で迎えられるように、
毎日を大切に楽しく生きていく、そんな思いも込められているそう
です。
また、ガイコツには自由を意味するという説もあるそうです。
スペインの植民地だった事もあり、ガイコツになれば生前縛られ
ていた人種や民族、肌の色が関係なくなるという理由だそうです。
・El dia de los muertos (死者の日) / スペイン語
ラテンアメリカ諸国における祝日の一つ。
特にメキシコにおいて盛大な祝祭が行われる。
アメリカやカナダ等に在住する同地域出身者の間でも同様の習
慣が継続されている。
メキシコでは2500-3000年前から、祖先のガイコツを身近に飾る
習慣があった。
また、死と生まれ変わりの象徴として、他者(多くの場合は敵)の
ガイコツもトロフィーの様に扱われていた。
死者の日の祝祭は地域によって様々な形で生まれ伝承されて
きた。中でも、アステカ族には冥府の女神ミクトランシワトルに
捧げる祝祭があった。
やがて、死者の貴婦人、カトリーナに捧げる祝祭へと形を変え、
アステカ暦の9番目の月を祝うようになった。これは現在の8月
前半にあたる。その後、スペインからの侵略を受け、カトリック
の諸聖人の日と融合して今の形になっていった。
カトリックの影響があるないに関わらず、世界中の国々に類似
した習慣が残されている。
・M
アルファベットで「13番目」の文字。
個人的に好きな数字であり、メキシコでは神聖な数字。
MARIA,
MEXICO,
MARIGOLD(メキシコの死者の日で供える花),
MOTHER,
MASTER(支配者,主君,(特殊な技芸の)師匠.),
MUSIC,
MARVELOUS(素晴らしい),
MARRIAGE(結婚),
MONSTER,
MUSTANG(野生化した馬),
MOTOR CYCLE,
MEMENTO MORI(自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな),
MUERTO(死者),
etc
色々なものが繋がってます。
・Agave/Magueyの葉
【竜舌蘭】
リュウゼツラン属(竜舌蘭、Agave、アガヴェ)の大形多年草。
メキシコ原産。
テキーラの原材料。
葉は多肉質で多数根生し、長さ1.5メートルほどの剣形、白
または黄色の縞しまがある。
一稔植物で、発芽後、数年~十数年で大形の花序をつけ、
結実後全草が枯れる。
葉の繊維で織物を作り、またしぼり汁でテキーラを醸造する。
Agave はカール・フォン・リンネがギリシャ神話のアガウエー
から名付けたもので、メキシコではマゲイ(西: maguey)とも
呼ばれている。
英名は、century plants(センチュリープランツ)」。
まるで「百年に一度」しか開花しないかのような生態であるこ
とから、こうなったと思われます。
実際には数十年に一度開花します。
開花すると、親株は枯死して世代交代します。
花言葉は
「繊細」「気高い貴婦人」